【雑記】スーパーファミコン版シムシティ2000新聞記事まとめ
はじめに
これは1995年にイマジニアより発売されたスーパーファミコン版「シムシティ2000」に登場する新聞記事をまとめたものです。
2011年頃、私個人のウェブサイトに掲載していましたが、現在は閉鎖しているため、非公開となっています。
最近、過去の記事を書いたファイルを見つけましたので、改めて公開したいと思います。
※実際にゲームをプレイしながら記事を収集しましたが、まだ抜けている記事があると思われます。
※新聞記事の内容はすべてフィクションです。実在の人物・団体・事件とは関係ありません。
▲シムシティ2000における新聞
月刊ファミコン通信編集部『シムシティ2000公式ガイドブック』(1995年・アスペクト発行)より
分類
記事を都市の発展(人口n人達成)や公害、犯罪、災害といった種類ごとに分類し、分類できないものは「その他」としました。
ゲーム中に表示されたとおりの表現で記載していますので、一部に誤字・脱字が見られても原文のママとしています。
記事内の人名や都市名、数値には複数のパターンがあり、掲載したものはその一例です。
自分の都市名や市長の名前は【都市名】【市長名】としました。
- フリーマップ
フリーマップで開始直後に表示される記事。 - シナリオ
シナリオ「市長の試練」「娯楽シティー」限定で表示される記事。 - 電力
発電所・電力不足に関する記事。 - 水不足
水不足に関する記事。 - 交通
交通に関する記事。 - 犯罪
犯罪・警察署・刑務所に関する記事。 - 消防
消防署に関する記事。火災については「災害1」。 - 公害
公害に関する記事。 - 教育
教育・学校に関する記事。 - 健康
健康・病院に関する記事。 - 経済
景気・金利に関する記事。 - 雇用
雇用・失業に関する記事。 - 接続
近隣都市への接続・空港・港に関する記事。 - 娯楽
娯楽施設に関する記事。 - 災害1
火災・洪水・飛行機墜落などの災害・事故に関する記事。 - 災害2
他都市での災害に関する記事。 - 人口
人口に関する記事。 - その他
分類できなかった記事。 - 天気
新聞左下にある天気予報の記事。 - 広告
ミズムシにメガロロンA。
フリーマップ
- 【都市名】がスタート
- あたらしい街、【都市名】が活動をはじめた。
【市長名】新市長の就任パーティーから一夜あけた今日、さっそく街の建設工事がスタートした。 ゼロからのスタートとあって新市長の仕事は山ほどある。新市長は「まず発電所がいるよね。夜が暗くてさびしいもんね」と、最初に発電所の建設にとりくむ意向をあらわした。 さらに新市長は人口1000万人都市にすることを酔って赤くなった目を光らせて高らかに宣言した。 - 新シティー【都市名】誕生
- 今日の正午、新市長の【市長名】氏が大統領に【都市名】の誕生を報告し、市としての第一歩がふみだされた。新市長は船出にあたって次のように語った。
「いまはまだなんにもない土地ですが、市民の皆さんと力を合せて明るく楽しい街を築きあげたいと思ってます。目標? 目標は人口1000万人ですよ。あとね、ぼくの銅像が立つとうれしいな」
はやくも市には発電所の建設という最初の大仕事が待っている。
シナリオ
- 世論調査 市長の支持n%に ※シナリオ2「市長の試練」のみ
- 最新の調査によると、【市長名】市長の支持率はn%であることが判明した。市長はこの調査結果の感想をきかれて「もっと支持を!」と激しく叫んだ。
不支持を表明した人に理由をたずねると「税金が高い」「犯罪が多い」「景気が悪い」「なんとなくやだから」といった答えが多かった。街がいつまでも小さいことが市長の評判を落としているという分析もある。 - 今月の隠居者数はn人 ※シナリオ4「娯楽シティー」のみ
- 最新の調査によると、【都市名】に住む隠居さんの数はn人らしい。
市の方針はもっとたくさんの隠居さんに引っ越してきてもらうことだが、そのためには街をいっそう隠居ずきのするものにしなくてはいけない。
公園、警察、学校、病院をバンバン作って、より暮らしやすい街にすることがもとめられている。ある隠居希望者によれば「リゾートプールが30個くらいはほしいところ」とのこと。
電力
- 停電でビジネスが大混乱
- 【都市名】の大手各社の代表が本日【市長名】市長と会談する予定でいることが明らかになった。その目的は新しい発電所の設置を要請すること。
最近増加している停電で冷蔵庫が止まり、その結果、腐る品物が出るなどして困っている会社は少なくないという。
電力委員会のある委員は発電所の種類は別に何でもいいと言う。「電気さえ送られればいいのだ」 - 【都市名】がまっ暗闇!
- 【都市名】では今週だけで10回以上の大規模な停電が起こった。急増する人口のために、発電所はいつも99%の能力で発電をしており、最近では許容量を超えることも多くなっている。
市民の市長に対する怒りは高まるいっぽうだ。「市長はこの都市には電気が必要じゃないと思っているのかな…」とある人はコメントしている。 - 発電所の寿命が尽きる!
- 発電所の寿命が尽きるまで、秒読みの段階に入った。【都市名】の市民は暗黒の中に取り残されるだろう。
「発電所は50年たったら吹き飛ぶのさ。当り前だろ?」と語るのは発電所の技師。「バクハツする瞬間さえ発電所のなかにいなけりゃ別段危険はないよ。でも、バクハツする前に新しいのに建て替えるのがスジってもんだな。でもうちらの市長は渋チンだしなあ」 - 老朽化した発電所が爆発する!
- 「発電所が老朽化しすぎているので、年末までに爆発することが予想される」と、発電所監督官は語っている。「この問題に対して我々のできる唯一のことは、同じ場所に別の発電所を新しく作ることだ。つまり建てかえるのである」
発電所の寿命は50年といわれている。
水不足
- 【都市名】がカラカラ
- 最近の猛暑のせいで川の水や湖の水量が下がっている。都市の水ポンプも乾き始めた。
今回の水不足は、最初は一時的なものだと思われたが、これからも続きそうだ。住宅・商業・工業のすべての地区で、水道への負荷が増えるいっぽうである。
市長は本日、この問題を調べるための委員会を発足させた。 - 【都市名】は水不足
- 【都市名】の大部分で水不足が起こっている。水道局によると、人口の急増にともなって、水道への負荷が増えるいっぽうだとのこと。それに加えて、雨の少ない夏が原因とも考えられる。
市の計画課では、現在この水不足への対策を調査している。水不足が危機的状況になるまでにはポンプを増やすなど、何らかの対策をほどこすそうだ。
交通
- がらあき道路でマーケット
- メイン・ストリートは、毎週木曜の5時から8時までファーマーズ・マーケットとして開放されることになった。
道路からは完全に自動車が締め出され、地元の農家、花屋、職人などが商品を並べて売るが、交通にあたえる影響はほとんどないだろうと、運輸関係者は見ている。
「駐車スペースもたくさんあるから、ぜひみなさんいらしてください」と花屋の娘さんは愛想よく語っている。 - 自転車が自動車をごぼう抜き
- 【都市名】のダウンタウンでは、自転車が自動車のわきをすいすいおい抜いていく。ふつう、自転車宅配便は手紙や小包を配送するものだが、最近になって人の輸送まで頼まれるようになっている。
重要会議にすでに遅れていた一人のドライバーは、車をマヒした渋滞の中に置き去りにして、自転車に乗った配達係に、自分を会社まで送ってくれれば83ドル出す、と持ちかけたという。 - 道路では車がすいすい
- 【都市名】の道路はいま絶好調だ。街の端から端まで、一度もブレーキをかけることなく走り切ることができるといわれている。このように道路が空いている理由としては、街の密度がほどよく、通勤に便利な道路や鉄道がじゅうぶんあることが大きい。
日頃【市長名】市長に懐疑的な市民からも「いい仕事をしている」と評価する声が聞かれはじめた。 - 地下鉄計画、取りやめ
- 【都市名】議会は先日、市が公共交通機関の拡張を当分見合わせるむねの発表を行った。「最近、必要性が見当たらないんですよ」と、ある議員は語る。「交通関係の苦情はここのところゼロですし、ほかにも予算を回す必要があります」
この決定はちかごろの道路の渋滞緩和を反映している。 - 道路なんかもういらない
- 市民は通勤、通学、買い物などへ行くのが困難になり、欲求不満になっている。
交通渋滞は不便という程度をとっくにこえて、場所によってはまったく動けなくなっている。都市を出て行くのだって不可能な時間帯もある。この混雑を緩和するためには鉄道やバスを増やすことが重要だ。
この問題について市長は「今、対策を考えているところです」と語っている。 - ひどい渋滞に市民はイライラ
- 【都市名】の道を車で移動していると、走っているときよりも止まっている時間のほうが長い。度をこした渋滞は市民にとっていらだちの原因になっている。
「現代が車社会になっているのは分かるけど、この都市はやりすぎだよ」とは、よく聞く意見である。
市長はこの問題の対策として新しい道や電車の建設を考えているといううわさはあるが、具体的な計画はまだ出されていない。 - 橋が崩落し、死者多数
- 昨日、橋の崩落という大惨事が起こり、10名の市民が死亡した。崩落の原因は橋の整備不良。大幅な交通関係予算の削減により、【都市名】の橋のほとんどは、ろくに点検もされていない状態だったが、その影響が最悪のかたちであらわれたわけだ。
市長自身も、自分の立場が危ういことに気づいてか、「もうぜったい橋は落としません」と予算の復活をほのめかしはじめた。 - 橋が崩れる!
- 【都市名】の橋を渡るのは、もはや運だめしだ。昨日、ある運の悪いドライバーは、横断中の橋がとつじょ崩れ、青い空から青い水の中へと60フィートも落ちてしまった。幸いケガはなかったが、この事件を知り怒り狂った市民は、市長を糾弾している。
交通関係の資金が欠乏しているために橋の維持費が十分でないことは以前から指摘されていた。
犯罪
- ついに犯罪率が低下
- シム国全国にわたる犯罪発生率調査の結果、【都市名】は156位と、もっとも犯罪の少ない都市であることが判明した。
この調査結果を記念して、警察署主催のパーティーが開かれ、多くの市民が集まった。パーティー閉会後、街がどれだけ安全であるかを強調するために、参加者全員がそれぞれ一人で歩いて帰っていったが、誰も強盗にはあわなかったという。 - 我々は警察署を要求する!
- 【都市名】では犯罪が耐えられないくらいに増加している。市民は毎日、恐怖を感じながら生活をしている。
おおくの人は自宅に警報器をつけたり、必要な時以外はそとへ出かけないようにしている。そこまでしなくても、ほとんどの市民は自由時間を家のなかで過ごし、散歩や公園でのピクニックを控えている。「安心して散歩くらいできるように、警察をもっと増やしてもらいたいよ」と市民はうったえる。 - 刑務所が過密状態
- 「【都市名】は、早急に新しい刑務所を作るべきですね」と、【市長名】市長は緊急記者会見で語った。この会見は、有名な凶悪犯罪者、ブレマーの釈放に反対する声にこたえて行われた。
刑務所はすでにもう満パイで、新しい犯罪者が入って来ると古顔は刑期前でも出所できてしまう。市民はこのことに強い不安をいだいている。 - 刑務所帰りが街で我が物顔
- 【都市名】の刑務所は定員をはるかに越えた数の囚人を入れているので、囚人は刑期よりはるかに早く釈放されている。
「ある日、街を歩いていたら、男が近付いてきて私のことをじろじろ眺めるのさ。そして、人を殺したけど、刑務所に入らなくてしんだって言うんだ。私のサイフが欲しそうだったからそのまま渡したけど、彼が言ったことは信じたよ。そうだろ?」と語るのは災難にあったバートン氏。 - 【都市名】の名物は犯罪
- 警察署に関する政府の調査の結果、【都市名】は国内で3番目に犯罪が多い都市であることが判明した。
調査にあたったグリーン氏によれば、犯罪を減らすにはとにかく警察署を増やすことが第一とのこと。「まんべんなく警察を建てれば自然と犯罪は減ってくるもんですよ。私の経験がそういってます」と暗に【都市名】の警察不足を批判した。 - 市民がみずからパトロール
- 最近の犯罪のバクハツ的な増加で、ついに市民みずからがパトロールをはじめた。
「このあたりには警察がないんだよ。警官がいないかわりにギャングや不良グループがうようよしてる」と語るのは市民パトロールのリーダー、アットリー氏だ。「それで、ぼくたちがこうしてバットを持って巡回してるってわけ。でも、警察がやってくれるならそれにこしたことはないよね」
市の防犯課は「警察を作る予定はあるが、いつかはまだわからない」と答えている。 - この街の警察署は少なすぎ
- 「犯罪はもううんざりだっ!」と一人の男が市長の執務室の前で叫んでいた。「治安はどうなっているの?」
かつて、ここは小さくて治安のいい村だったが、犯罪でこの町は大きく変わっている。以前は【都市名】の市民は、家や車のドアの鍵をかけなくても平気だった。
しかし、いまや家の窓に鉄の棒を付けたり、車に警報器を装備するのはあたりまえ。多くの人はパニック状態になり、不安感がエスカレートし、市の怠慢の非難している。
消防
- 【都市名】に消防署を
- 最近の暑い天気や強い風で、火事が起こりやすい状況になっている。「こういう状態ではだれかが車からタバコを投げすてるだけで史上最大の惨事になる可能性があります」と市役所の責任者は語る。
新しい消防署が、今ほど必要とされたことはない。この点では【市長名】市長も同意しており、「消防署の必要性は十分わかっています。近い将来新しいのを作りますから」と語っている。 - 消防署をもとめる市民たち
- フォード婦人は昨年、家を火事でなくした。一番近い消防署に電話したのだが、そこの留守番電話は故障していて、メッセージを残すこともできなかったという。「私はこの問題について燃えてきたわ。これはだいぶ以前からの問題です。市民が家を失っても市長が平気でいられるのは信じられない」
新しい消防署の支出をどうするかという問題はあるが、市民は【市長名】市長がなんとかしてそのお金を集めるのを期待している。
公害
- 環境保護庁から合格点
- 環境保護庁は徹底的な公害調査を行い、【都市名】に満点の成績を言いわたした。空気や公害は全校平均よりかなり低く、【都市名】が全国でもっともきれいな都市のひとつであると御墨つきをあたえた。
「ここの公害のレベルの低さには感心します。これだけの規模の街がこれだけきれいであるということは、市、産業界、そして市民が一丸となって努力したことを示しています」と環境保護庁のスポークスマン。 - 公害への関心高まる
- 昨日の市議会での演説で、公害専門家のシュナイダ博士は、「工業の発展により、おおくの新しい家族が【都市名】に流入しており、州の経済のなかで重要な位置を占めるようになりました。しかし、密集した工業地帯と自動車を運転する市民の増加により、公害も増えています」と証言。
市長は「そういえば最近、ずいぶん目ヤニと鼻クソがたまるんだよね」と公害の恐ろしさに危機感をあらたにしていた。 - 公害でペットが突然変異
- ジャスター一家は、典型的なラマをペットに飼っている、典型的な【都市名】の住民一家だ。少なくとも、ペットのほうは【都市名】に引っ越してくるまでは普通だった。しかし、この街に引っ越してきてから間もなくラマの鼻にでき物ができ、3週間もたつとそれはアリクイのような鼻に成長していたという。原因は公害。
ジャスター一家の人たちは「公害のせいでアリクイになってしまうなんて」と驚きを隠せないでいる。 - 公害監視グループが怒りの声
- 公害監視グループ「汚い話の会」が、また【都市名】の公害レベルが上がったと指摘。
「【都市名】の大気が発癌性物質でいっぱいなことくらい、窓の外を見れば一目瞭然ですよ」と、専門家はなげく。「問題は、工業地帯の密集のしかたなんですよ。【市長名】市長は、こんな密集したところにこれだけの工場を持ってくることの結果を考えなかったんでしょうかね」
教育
- 【都市名】、一等賞
- 【都市名】の中学生は、都市対抗学力競技で、第1位だった。毎年行われているこのイベントでは、代数学から文学にいたるさまざまな教科を、学校単位で競うもの。
「【都市名】の生徒の前に、ほかの子供はたじたじだったわ!」と、子供を見にきた親が誇らしげに言った。「【都市名】に引っ越そうかと言っていた夫婦だっていたわよ」 - 優秀な頭脳をもとめて
- 産業が、【都市名】の大学卒業生の高いレベルに引かれて、【都市名】に集まりつつある。
バーナーエレクトロニック社の人事担当者は、「【都市名】の大学を出た学生は、機転がきくし発想も豊かなのです。これは人をやとうときに重要なポイントですね。会社は従業員に情報は与えられても、考えることを教えることまではできませんから」 - 企業、【都市名】を素通り
- ロイドテクノロジー社は、工場を建てることを取りやめた。最初のうちは地価や税金の魅力も感じていたようだったが、【都市名】住民の教育水準の低さに恐れをいだき、最後の最後で話は流れた。
「【都市名】の大学から新卒を採るつもりだったのですが、先月の市の学力試験の結果をみたらとてもうちの仕事はまかせられないと思いました」とロイドテクノロジーの副社長は記者の取材にこたえた。 - 小学生に代数学
- 親の協力もあって、地元の小学生は教育過程【課程の誤り】に代数学を組み込むことに成功した。グリーン小学校の校長は、生徒の親の半分以上が大学を出ていることを知ったときに、代数学も教えようと決心した。
「代数学は難しいには難しいのですが、子供にだって不可能ではありません」と、校長は語る。「一番のカギは、親の協力です。親が子供の宿題を手助けできるようになると、何でも可能なのです」 - ビューリッツァー賞
- 学生時代には「ハゲてデブになるで賞」を受賞したブライアン氏が、ビューリッツァー賞を受賞した。生まれたときから【都市名】に住んで、【都市名】の学校に通ったブライアン氏は、「学校の勉強がこんなに役立つとは思いませんでした。【都市名】の学校に感謝する気持ちでいっぱいです」と語っている。
市長も出席する祝賀パーティーは明日午後5時からはじまる。 - 【都市名】の学生はバカ?
- 先日おこなわれた市の全体学力試験で、多くの生徒がバカであることが判明した。「学生のほとんどがろくに字も書けないことは、確かに恥ずかしいことです」と、教育長常任理事のウルフ氏は語る。「しかし、別に不思議なことでもありません。だって学校にくらべて生徒が多すぎるんですから。ひとクラスに100人以上の生徒がいるところだってありますよ。それじゃ、出席をとるだけで授業時間が終わっちゃいますね」
- 【都市名】は学校不足
- 【都市名】は今まで、家庭養育や私立学校に頼っていたが、そろそろ市立学校を造らなければならないようである。
【市長名】市長はこの問題を承知しているようだが、都市の予算をどう組み直して学校を建設するかはまだ不明だ。
子供たちはあっという間に大人になってしまう。学校建設は急いでやらなければいけない問題だ。 - 教育水準、さらに下がる
- 昨日、【市長名】市長が出勤すると、市役所の前に「我々の子供に良い教育を!」と書いた旗が立っていた。【都市名】の教育にうんざりした市民たちの仕業だと思われるが、子供をもつ多くの市民の気持ちを代弁している。
「学校を建てろというなら建てますよ。だから旗はやめてください。ハタ迷惑です」と市長はニヤニヤしながら語った。 - 教師は支援を求めている
- 【都市名】の教師はこれまで、市民の無関心に耐えてきた。しかしついに教師たちは抗議のために立ち上がった。「最初は、私個人のペンと鉛筆を提供するように求められました。次はノリを、次はホチキスを提供するよう求められています。今度は、教科書を自費で購入しなさいと求められるのではないでしょうか?」
教員組合は、教育予算の増額が認められなければストを打つ可能性もあることをほのめかしている。 - 教師たちの給料をカット
- 【都市名】の教師は今週、給料のカットに反対するための教育委員会との合同会議を開いた。しかし、教育委員会の態度はかたく、カットを強行するかまえ。教師たちも徹底抗議を宣言した。
【都市名】市長は「このような問題が存在していることは知りませんでした。給料削減は、私の知らないところで発生しています。教育委員会が行ったことです。すべて彼らの責任です!」
健康
- 病院からあふれる患者
- 今年に入ってから市内の病院の前で点滴を打っている患者の姿が多くみられるようになった。病院のベッドや診察所が足りず「点滴が終わったらまた戻ってきなさい」といわれて外にだされてしまうのだという。
ある医者は「この調子だと来年あたりは外で手術もしなきゃならないかもね。もし盲腸の手術をしてるときに大雨が降ってきたら、雨水が腹にたまって、水っ腹になっちゃったりしてね」とヤケクソぎみな冗談をとばしている。 - もっと病院を作ろう
- 昨日、KSIMラジオ局で病院討論が行われた。ある人はほかの町には設備の整った病院があり、市民はみんな健康なのに、この街だけは病気がはびこっていると言った。
その対策としていちばんいい方法は病院を設置することである。もし市長が市民の声を聞くならば、近い内に【都市名】に新しい病院が建設されるだろう。そうでない場合には、この都市から人々がいなくなる可能性もある。 - 病院の必要性たかまる
- 【都市名】で医者に見【診】てもらおうとおもったら、2時間や3時間待たされるのは当たり前。ぎゅうぎゅう詰めの待ち合い室で何時間でも立っていられるだけの体力がない人は病院に来てはいけない。自殺行為だ。
「せめて座って待たせてもらえないだろうか」とある老人が受け付けに聞くと、受け付け嬢は「なんなら隣り街の病院に行ってくださってもよろしいですよ。5時間もあればつきますわ」と応えたという。 - 虫歯が1本だけ!
- 【都市名】の歯科医師会が、市民の虫歯の本数を調べたところ、平均1本であることがわかった。これは全校的にみて、きわめて優秀な数字。
地元で歯医者を営んでいるハリスさんは、「美しい歯の持ち主ばかりなの! どの街にも何かしらとりえはありものね」 - 託児所ブーム
- ママもパパも一日中はたらいているいじょうは、だれかが小さな子供の世話をしなければいけない。地元の託児所は、共働きのニーズに答えるために、規模を拡張している。
共働きしている子持ち夫婦のニーズに答えるために、【都市名】は以前からも託児所が商売として成り立っていたが、これだけ良い職場が出回っている状況では、子供の世話をしているよりもはたらきに出たほうがトクと考えるのは当然で、その結果、託児所はどこも忙しい。 - 【都市名】の老人が減少
- 高齢の市民が自分の子供たちによって疎開させられていることが、最近の市の調査の結果明らかになった。この調査は、ここ10年で高齢の市民が減っていることを明らかにした前回の市民調査を受けて行われたもの。
「できれば親父の近くにいたかったんだけど、ここの老人ホームはいつも満員だからねぇ。泣く泣く引っ越してもらったのよ」と最近老父と別居することにしたシュリッカ氏は目をうるませて語っている。 - 【都市名】シルバー大会
- 今年の「シルバー大会」は、【都市名】が主催する50歳以上の市民のための陸上競技大会だ。
「毎年、【都市名】の高齢者はますます元気になっています」と、アダムズ医師は語る。
「ただし、50歳をすぎたら激しい運動は寿命を縮めるもとにもなりますから、控え目に」とクギをさすことも忘れない。 - おばあちゃん100歳!
- 【市長名】市長は、誕生日だからといってだれにでも電話をかけるわけではないが、昨日は忙しいスケジュールを変更して、マシューズ婦人に電話をした。市長はこのおばあちゃんを知っている多くの人と同じように、100歳の誕生日おめでとうのメッセージを送った。
経済
- 【都市名】はいま後退期
- 【都市名】の経済はいま後退期にあるというのが学者、評論家、商店会の一致したみかたである。
「【都市名】なかよし商店会」の会長であるバートン氏は次のように語っている。
「よくもわるくも景気ってのは移りかわるものなんですよ。いまは後退期って言ってるけど、あしたはどうだかね。ちなみにうちは好景気にも不景気にも値上げひとすじで対応してるよ」
※後退期・安定期・好景気のパターンがある。 - 銀行金利がダウンn%に
- 銀行金利が引き下げられることになった。
これによっていまいちパッとしない【都市名】の景気もいくらかよくなることが期待されている。
このニュースを聞いた【市長名】市長は「ということはですよ、債券を発行してもあんまり利子を払わなくていいってことだよねえ。それはありがたいなー」と、目を光らせて語り、その後は電卓を片手に計算に没頭してしまった。 - 銀行金利がアップn%に
- 銀行金利が引き上げられることになった。
飛ぶ鳥をおとすいきおいの【都市名】の景気もこれですこし冷やされるか。
今回の金利アップについて【市長名】市長は「えーっと、そうなると、市が債券を発行してお金を借りるとですよ、たくさん利子をとられちゃうということですか? それってすんごく損じゃん」と、それなりに事態を飲み込んでいる様子を見せている。
雇用
- 失業率が低下傾向
- 今週発表された政府の調べによると、【都市名】の失業率は、全国平均よりもはるかに低い。
はたらく人にとって有利な【都市名】では、労働者は有利な条件で仕事が探せている。「少ない労働者を多くの職場が取り合う状況になると、労働の価値が高騰するのです」と、ある労働経済学者。「就職者を引き付けるために賃金が上がるし、職場を探している人もすぐに飛びつかずにじっくり探せるということです」 - 今日からは路上で生活だ
- ハリス社は、634人の従業員を、事実上解雇した。もちろん退職金はない。
失業した市民が飢えることがないように、地元企業がいくつか集まって、食べ物を困っている人に食べさせる施設を開いた「【都市名】の市民がこうして寄り合って生きていくのはナイスなことだとすごく思います」という言葉も聞かれるが、ほんとうなら産業を増やして、失業者に仕事をあてがうことが大切だ。 - 【都市名】の失業は平均以上
- 【都市名】の失業率は全国平均を上回っていることが明らかになった。
「これはあきらかに【市長名】市長の無能が原因」と語るのは、ただいま失業中のブレマー氏。「だってあの市長は道路や住宅ばっかり作って、働く場所のことを考えてないよ。いくら人口を増やしたいからって、それじゃダメだよね」と産業政策のなさをスルドク指摘している。
接続
- 商売には道路が大事
- 商店やオフィスの経営者は、道路が経済に何をもたらすかついて議論している。
「行けないところに支店を作っても仕方がないでしょう。つまりですね。商売には道路がぜったい必要なんですよ」と語るのはメイナード商事の社長。「道路と商業用地の開発を今以上にどんどんすすめてほしいですね」と市長に注文をつけた。 - 道路を作れば買い物客も増える!
- テイラー・デパートは、【都市名】に計画されている新しいショッピング・センターのまとめ役を断わった。このデパートの社長は、【都市名】を近くの都市とつなげている幹線道路の少なさを、理由に上げた。
「新しく店舗を出すときに重要なのが、その店舗を支える顧客ベースなんですよ」と、同店の企画担当者。「お客が来る方法がなければ、売り上げも伸びないんです。道路の整備がまず先ですね」 - 工業には交通手段が必要
- 【都市名】の産業は、もうこれ以上原始的な出荷方法を続けることはできない。産業は、【都市名】を近くの都市につなげる、頑丈な高速道路と鉄道を必要としている。
しかし、大規模な交通手段の開発には公害や用地の問題が付きまとう。工業と環境のバランスをとりつつ開発を進められるか、【市長名】市長の手腕が試されている。 - 産業界は流通手段を求めている
- 【都市名】の産業界の品物は、街の外に出たがっている。これを妨げているのが、【都市名】と他の都市をつなげている鉄道や幹線道路の貧弱さだ。
産業界代表者は、いくらすばらしい商品を作っても、消費者に届ける手段がなければ意味がないと論じ、最後に「鉄道や高速がすぐにでも必要です。さもなければ、私たちはおしまいなんです!」と、強調した。 - 【都市名】が港町に?
- 【都市名】の工業関係会社は港の建設をもとめている。「【都市名】には港がなく、競争に不利である」とジャスター工業社長のジャスター氏。
「建設費が高いのは承知の上。【市長名】市長がケチなのも知ってます。最初は小さいものでも十分だから、将来のことを考えて港の建設をすみやかにはじめていただきたい」と熱心に語った。 - 工業には港が不可欠
- まだ解決していない問題のひとつは、工業のための港の建設である。工業界の有力者たちは市民によりよい仕事や高給料の約束をして、港建設への興味を高めている。
「港があれば、売り上げが増え、出荷費用が下がります。つまり、ビジネスの利益が上がります。その利益が会社だけではなく、都市の経済もよくします」と経済団体役員は語るが、公害の発生源となることを警戒する声もあがっている。 - 商業は空港を求めている
- 【都市名】の企業経営者たちは、【市長名】市長が空港をもとめる産業界の要望に応えてくれることを期待している。
「経済的な刺激と、スカイコプター交通情報が、公害という空港建設のマイナス面をカバーするものと見ています」と、経済評論家のザビエール氏は語る。 - 空港による経済効果は大きい
- 7人の有力な事業家からなる、「ハイフタイブ」というグループはキャンペーンを展開し、空港建設要望の署名を2500人以上集めた。
申願書を受け取った市長は「空港建設は商業を刺激し、地元経済の発展につながることは認識しています。スカイコプター交通情報が通勤を楽にすることも事実です。確かに、空港ができれば公害が増えるのも事実ですが、そんなに空港を求めるのならばつくりましょう!」と、やすうけあいした。
娯楽
- 公園を求める動き強まる
- 先日行われた公聴会で、市民団体から次のような意見が出された。「わが街には良い所もさくさんありますが、公園がないことは明らかに問題です。公園ができることで、自然が戻ってくる、観光客が集まる、町中に緑が増えるなど、メリットがたくさんあります」
市長もこの意見に対して「デートはやっぱり公園だよね」と遠い目で賛意を表明した。 - 【都市名】を美化せよ
- 【都市名】の市民は、大きな広葉樹の下でピクニックをしたり、近寄ってくるライオンにエサを上げたり、緑のなかをぬうように走る小道で自転車に乗ったりすることを夢見ている。
工場や住宅ばかりでなく、公園も都市にとって欠かすことのできない存在なのはたしか。環境を守るためにも少しずつ公園を増やしていくことが望ましい。 - いま必要なのは動物園なのだ
- 【都市名】市民の大多数が、世界のどの都市にも負けないような、野性動物を保護するアトラクションや空間を望んでいる。
市長は動物園問題にたいして「動物園? 人間の面倒を見るのが先だよ。予算はどうするの? 敷地もでかいのが必要だよ。動物はどっからつれてくるの? 動物園ねえ」と気乗り薄。「それでも、みんなが欲しいなら作ってもいいけどねえ」と思案顔だった。 - 何が何でも動物園が欲しい
- 多くの市民たちが、動物たちとくつろげる場を求めているようだ。
「動物園ができたら最高ね。子供とか、他の町からのお客さんとかを連れていけるわ」と、ある市民。
市長はこのことについて記者団にこう答えた。「動物ねえ。動物ならもう、ほら、そこらじゅうにいるじゃないの。カメラとマイクを持ったのがさ」 - 海賊はマリーナを切望中
- 市内の統計会社が行った調査によると、【都市名】市民の大半はマリーナができたら良いと思っていることを明らかにしたが、その中でも特にユニークだったのが、自称海賊のクインシー氏が挙げた理由だった。
「ウガッ! 陸上で船長なんかやってんのもう我慢できねえ! おれっちも仲間も、船を水に浮かべられるマリーナが欲しいのよ! 近所のトカゲ畜生の奴ら、大砲がうるせえって苦情言いやがったから、金品全部まきあげてやったぜ」 - 【都市名】にマリーナを
- 「私たちが【都市名】に引っ越したのも、美しい水がこれだけあるからなのに」と、トリスタン・リチャードは記者に13メートルのヨットを見せながら話した。「週末は水上で暮らしたいけれど、【都市名】にマリーナがない限りはねえ」
市民の憩いの場所として、そろそろ【都市名】にもマリーナがあっていい時期にきているのかもしれない。 - スタジアムを求める動き拡大
- 「全然無茶なんか言ってないよ」と、スタジアム建設推進派のひとり。「俺たちが要求してるのは、メガビジョンテレビ付きの収容数84000人の球場、熱々のホットドッグ、それから天然芝ぐらいなものだよ。あ、あとチアガールね」
娯楽の少ない【都市名】において、今一番市民が欲しいのがスタジアムといえそうだ。 - そろそろスタジアム
- 【都市名】がこれだけ大きな都市になった今、そろそろスタジアムを建設してもいいころではないかと多くの市民が考えはじめている。
「市民みんなを一丸にするためには、スポーツ・チームが最高の方法なんですよ」と語るのは【都市名】スポーツ協会のハリス理事。だが、問題は予算だ。 - たなからぼたもち、またもボロ負け
- 記者激怒のため記事は割愛。
災害1
- 火災で【都市名】に大被害
- 火災が市街を賭けぬけ、推定3百万ドルの被害を出した。この火災で死者は報告されていないが、年配の市民がニュースで火災の知らせを聞いて、1階の窓からペットのキツネを脇にかかえて飛びおり、負傷した。
重要な建物がたくさん破壊されていることもあって、ダウンタウンを立て直す工事は即刻はじめると、【市長名】市長は市民に約束した。 - 家事がダウンタウンを総ナメ
- 火柱が立ち上る中、市民は火災に包まれた【都市名】のダウンタウンストリートを逃げまどった。オスカーバーベキューレストランで酔った客がウオッカを炭にぶちまけ、天井に火がついたことが出火の原因。
消防署長は、「週末には火も消えるから」と、市民に落ち着くように呼びかけた。さいわい、死者は一人も出なかった。 - 【都市名】は水びたし
- 洪水は【都市名】のいっさいがっさいを洗い流そうとしているかのよう。多くの市民は急に泳ぎがうまくなっている。
ある男は、立泳ぎをしながら「俺、引っ越すわ」とだけ言い残して東に流れる濁流に身をまかせた。その後には、ロープでつながれたテレビ、冷蔵庫、机、そしてワニ革の旅行カバンセットがプカプカとついて行った。 - 洪水で観光客も激減
- 「洪水の問題がある間は、貴重な観光収入も入ってこないんですよ」と市長が語る。
「もっとも、五大湖の仲間に入って6つ目になったらどうだという提案を寄せてくれた人もいまして、そうすれば観光も盛り上がるんでしょうけどね」この発言を聞いた観光業者のなかには「なるほどその手があったか」と目をかがやかせるものもいた。 - 竜巻の死者30人
- 竜巻は、地上に達する前に、おそろしい自然のショーを見せてくれたようだ。
数マイル離れたところで見ていた目撃者は、空中で踊っている漏斗のようだったと語っている。ときどき竜巻の先端がからかうように地面をかすめ、ひとりまたひとりと死亡者を巻き込んでいた。「昔のガールフレンドを思い出したよ」と、老市民はシミジミ語った。 - 非情な風が街を直撃
- 大自然の最も恐るべきの破壊者、大竜巻が昨日【都市名】で発生した。
約10分間、【都市名】は強烈な竜巻の中にあった。気まぐれな竜巻がさった後では、乗用車はひっくりかえり、住宅は破壊され、街灯はなぎたおされ、ビルは崩れ落ち、商店のウィンドウはめちゃくちゃに割れ、電線が道路に散乱していた。50人以上の死者が予想されている。 - 大型台風の被害広がる
- 沿岸住民にとっては、激しい風が昨日のフィナーレだった。ウォーター・フロントの住宅は、残忍な大自然のいとなみでぺしゃんこに崩れ去り、100人以上の市民が台風のひとふきで死亡した。死者・行方不明者は今後も増えるみこみ。
現在、台風で家を失った市民は、仮設住宅で生活しており、電力が復旧したらすぐに住宅の再建に取りかかれるよう期待している。 - 台風が【都市名】直撃
- 台風が、【都市名】の海岸を襲い、付近の街にはガレキと、破れた夢の山が残った。
現在15人の死者または行方不明者が報告されている。
海のみえる丘に最近家を建てたばかりのある老夫婦はガレキの山に立ち「私たちの家がすべて破壊されてしまった」と悲しみの涙をこらえていた。 - 【都市名】で大規模な地震
- 【都市名】の歴史上でも最大規模の地震が市を襲った。それ以前に、低いマグニチュードの揺れが数回観測されていた。
死者は100人をうわ回り、その数はまだ増えつづけている。
地震学者によると、余震が続いて発生する可能性があり、すべての人に地震に対して準備を整えておくよう警告している。「用心深いことが重要です。次の地震に気を付けてください」と、地震学者はくり返しのべている。 - 【都市名】で大地震
- 早朝、【都市名】を震度6の地震がおそった。
揺れは5分以上つづき、地面が割れ、各地で火の手があがった。地震の2時間後、【市長名】市長はラジオを使ってパニックにならないよう呼びかけたが、そのおろおろした声はかえって市民の不安をかきたてた。現在、あてにならない市長を無視して、市民たちは自力で被害からの復興にあたっている。 - 墜落事故で商店ぺちゃんこ
- 旅客機が墜落し、下敷きになった商店街はコナゴナになった。ある店のオーナーは「買い物に来るならちゃんと飛行場で降りてから車できてくれ」と涙顔だ。
幸い墜落した飛行機にも商店街にも死者はなく、パイロットの操縦テクニックを評価する声があるが、「コクピットからおおきなイビキが聞こえた」と証言する乗客もいる。 - 【都市名】飛行機墜落事故
- 「エンジンからギッタンバッタン変な音がしてるな」というのが、フライトレコーダーに残された、【都市名】航空パイロットグリーン機長の最後の言葉だった。その5秒後に、満席のエア・ライト型機は地面に激突し、乗客乗員あわせて200人全員が死亡した。
こうひんぱんに落ちるのは、エア・ライト機にとんでもない欠陥があるからではないかと関係者はみている。 - エイリアンが地上を探索
- エイリアンの宇宙船がとつじょ飛来し、ダウンタウンの大部分を破壊した。科学者によると、この宇宙船は人間や不動産に被害をあたえる意図はなく、エイリアンによる情報収集の試みであろうとのことである。
「私たちが、外宇宙の生命体に興味があるだけでなく、地球外の生命体も私たちに興味があるのだ」とエイリアン学会のスポークスマンは語っている。 - メガモンスターあらわる!
- モンスターが通ったあとに残ったのはガレキの山ばかりだったが、先週オープンしたばかりの新しい工場を壊すのは避けている。モンスターが襲来した目的はまだ判明していないが、科学者は工場からでる公害が原因ではないかとみている。
しかし、【都市名】未確認現象事務局は科学者の意見に同意していない。「モンスターは、公害ではなく、好奇心に駆られて行動したのだと思う」と事務局の代業者は語っている。 - 公害にはうんざりだ!
- 【都市名】をゆうゆうとただよっている毒性の雲は、重工業が原因なのはもうあきらかだ。
「じゃあ、重工業をなくせばいいかというとね、そうもいかないわけ。だって、失業者が山ほどでちゃうよ。ハイテク産業がもっと増えれば公害は減るかもしれないけど、あの教育水準じゃ、まだ当分はムリかもなあ」と【市長名】市長は談話を発表した。 - 毒雲が【都市名】に発生!
- 有毒性のガスを大量に含んだ雲が【都市名】上空をおおっている。
この不快な雲は、あの重工業の排煙と空気の流れが組み合わさった結果である。雲はしだいに重く、汚れてきていて、人間を直接攻撃しはじめている。
公害のひどい地域は、すべての動植物にとって非常に危険であり、公害排除委員会が許可を出すまでは、居住してはならない。 - 【都市名】に浮かぶ毒ガス
- ザビエール化学の工場からふき出したガスは【都市名】の空をただよい、いまでも市民に呼吸困難の苦しさを味わわせている。
毒物抑制装置を持った消防隊がすぐ現場にかけつけたが、このたちの悪い雲を消すのに3時間かかった。
「マスクを付けてても目にしみるんですよ」と対応にあたった消防隊員は真っ赤な目でガスの恐ろしさを語っている。 - 【都市名】は毒だらけ
- 工業界の巨人、マンニングインダストリーは、昨日の化学薬品洩れで、環境意識が高いというイメージをうしなった。
もれだしたガスは致命的なものではないが、1時間以上かぎ続けると、幻覚を生じさせ、便意が止まらなくなる。この場合の便意も幻覚の一種なのだが、市内の病院のトイレには、幻の便意にノイローゼぎみな患者たちが列を作っている。 - 原子力発電所メルトダウン
- 【都市名】郊外、数百マイルの土地に昨夜、原子力発電所のメルトダウンが原因とみられる大量の原子灰がふってきた。すべての病院は、放射能中毒の症状をうったえる数百人の患者であふれた。
マーチン大統領は、きゅうきょ休暇をとりやめて【都市名】を視察し、緊急事態を宣言、【都市名】の一部の立ち入り禁止地域に指定した。 - メルトダウンが人類を滅亡させる
- 過負荷の原子力発電所が爆発して【都市名】全体に放射能をまき散らした。
多くの市民は放射能病を恐れて、すでに【都市名】から出てしまっている。先を争って街を出て、いまは野宿をしている人の中からは次のような叫び声があがっている。
「【市長名】市長は、安いと言った! 安全だとも言った! 嘘だ、ぜーんぶ嘘だった!」 - マイクロウエーブ地獄
- 「なんか暑いなー、と思ってたらいきなり家がもえはじめたんです」とグッタリした口調で語るのは、昨日事故をおこしたマイクロ波発電所のそばに住むシルバーさん。
「人工衛星の故障が原因だというなら、その衛星の技術者を住まわせて、つねに監視しているというのはどうだろう」と【市長名】市長は記者会見で自説をひろうした。 - 人間が調理された!
- マイクロ波発電所で昨日、エネルギー光線がそれてしまうという事故が発生し、1人が犠牲となった。
マイクロ波がそれるという事故はほとんど怒らないことであるが、まれに衛星が起動を大きくずれた時に起こる可能性がある。
発電用マイクロ波を浴びることは電子レンジに入ることと同じで、発電所の近くに住む人はいつおこるかわからない事故に恐怖を強めている。
災害2
- オイシカリの下町で火災!
- 火の手がオイシカリ市のダウンタウンをおおいつくし、数十人の住民が火に囲まれた。初めはボヤだったが、花火大会のために会場に向かっていた花火満載のトラックに引火し爆発したのが大火災になった原因。
消防車の到着が遅れ、火災の被害がより重大なものになった。消防所所長は、到着の遅れは年2度のバーゲンセールと慢性的な渋滞のせいだと語っている。 - アシュビリー、死の花火!
- 昨日、アシュビリー市の中心部で花火を満載したトラックが爆発し、たくさんの市民が逃げまどった。火災は、爆発物がからんでいるだけあって、戦争なみのものになってしまった。花火はトラックから四方八方に噴き出し、消防活動もままならなかったのが大きな火災につながった。この影響で消防士数人も負傷した。
この火災での死者は報告されなかったが、市民6人が重度のヤケドを負った。 - ヨーテイサン、洪水で死者
- ヨーテイサン市のペリー町を洪水が襲い、少なくとも1人の市民が命を落とした。数百人の市民と消防隊が土のうを積み上げ、逃げおくれた市民の救出、けが人の手当などの救援活動を行っている。
決壊の原因は、数年前に発見されていたが危険性がないと考えられていたダムの漏水とみられている。 - 竜巻の被害は1億ドル以上
- 今年最強の竜巻が発生した。もっとも被害が大きかったフェルナンドス市のジョーンズ地域の被害総額は1億ドルをこえるもよう。
死者は報告されていないが、何人かのお年寄りが急性竜巻恐怖症にかかいジョーンズ総合病院で手当を受けている。 - 建物ねこそぎ! 竜巻の破壊力
- 昨日、ヨーテイサン市で今年最強の竜巻が発生した。
「目の前で4階だけのビルがふっとんでいっちゃったときには、あたしゃもうダメだ、あたしも空を飛んで、それから落ちてきてペシャンコだ、と思いました」と語るのは竜巻の被害がもっとも大きかった地域に住むブレマーさん。
この竜巻の被害総額は1億ドルをこえるものになりそうだと市ではみている。 - マルゴープで列車が脱線
- 昨日、列車がマルゴープ市のダウンタウンのショッピングセンターに突っ込み、買い物客は恐怖の一瞬を味わった。衝突事故で数人の負傷者がでたものの、死者はなかった。
アーバン鉄道機関士が酒を飲んで運転をしていたとの報告があり、現在警察が調べている。「脱線列車からでてきた機関士はとても上機嫌だった」と目撃した市民は語っている。 - 脱線列車がショーウインドーに突入
- 昨日の午後、ヨーテイサン市のダウンタウンでは買い物客が世にも珍しいディスプレーに釘づきになっていた。買い物客が見ていたのは、その日の朝、店の壁を突き破ってきたアーバン鉄道の列車だ。
アーバン鉄道が広告でもうたっている新しいエアーバッグの効果もあって、奇蹟的にも死者は出なかった。「列車に脱線はつきもの。でもエアーバッグがあれば心配いりません」とアーバン鉄道の広告担当者は自慢気だ。 - マルゴープモンスター
- 昨日マルゴープ市を襲ったモンスターによる被害は次のとおり。
死者8人。負傷者115人。踏みつぶされた自動車27台。破損した水道管4カ所。切れた電線24カ所。割れた窓ガラス2181枚。気絶したお年寄り27人。泣きやまなくなった赤ん坊86人。鎖を切って逃げ出したイヌ14頭。 - フェルナンドスに巨大モンスター
- モンスターの容赦ない口が、モンスターがこの世にいるということを信じている人も信じていない人も関係なく飲み込んだ。難を逃れたひとりの男性は、「怪獣なんて信じてなかったんだ、子供の空想だと思ってた。だけど12個の目、1つの頭、それから150もあるシッポを持ったあのものすごい巨体が街を踏みつぶすのを見た今じゃ、もう信じるしかない。信じるしかない…」とうつろな目で語っている。
- アシュビリーでダム決壊
- アシュビリー市のアダムズダムの決壊で、5億立方メートルの水が流域にあふれだした。10年前以上から明らかになっていた漏水は、危険はないと考えられていたが、結局それが大惨事につながってしまった。
ダムの技術者たちは地元住民に対して、ダムに対する圧力は均等だから水が漏れていても心配はない、と説明していた。「私たちは間違っていました」と、土木技術部長はあっけなく謝ったが、行方不明者の生存は絶望とみられている。 - ドナウスで地震発生
- その地震は昨夜未明に発生し、死者も発生する惨事となった。
高い建物は大きく揺れ、袖から振りはらわれるアリのように人間が放り出され、逃げ場をさがすこともできなかった。
州兵が出動して被害の救援にあたり、近隣の都市もさっそくけが人、恐怖におののく人々、そして今日からホームレスになった人々のために緊急サービスを設立した。
人口
- 市民の寄付で市長官邸を建設! ※2千人達成
- 市長に乾杯! 市長のお陰で【都市名】は2000人の街になった。【都市名】の市民は、市長のために「市長官邸」を建設することにした。市長が適当な場所を選んだ後、さっそく建設がはじまる。
市長官邸の建設費は市民の寄付により集められたもの。市民の皆さん、ご苦労様です。 - 【都市名】、さらに成長! ※1万人達成
- 【都市名】はどんどん成長していく。今日、【都市名】の人口が正式に1万人以上になり、そろそろシティ・ホールを建設したらどうかという意見になった。市役所の建設費は商工業の組合など、【都市名】のビジネス・リーダーたちから都市へ寄付される。「【都市名】はビジネスをしやすいところなので、長くいたいと思います」とある商業会社の社長は語っている。
- 【都市名】が州都に! ※3万人達成
- 【都市名】の成長が続き、人口が3万人を超えた。
本日の祝賀会で【市長名】市長は「ついにわれらの【都市名】が州の首都になることができました。なが年の夢がかなっていま私はもう感無量です」と涙ながらに語った。 - 【都市名】が大都市に! ※6万人達成
- 【都市名】の人口が6万人になったことが本日明らかになった。【都市名】の経済状態や安全な住宅地のお陰で、移り住んでくる人々がこれからも増えそうだ。
【都市名】はこれで正式に「都市」となり、国から軍隊基地を設置したいという意見が出た。市長が基地を設置する気になれば、建設はすぐに始まる予定だが、住民の間では「軍隊がいれば安心」とか「軍隊なんか無用の長物」といったさまざまな意見が飛びかっている。 - 軍事基地とロケット基地 ※6万人達成/シナリオ5「宇宙へゴー」のみ
- 【都市名】の人口が6万人になったことが本日明らかになった。
【都市名】はこれで正式に「都市」になり、国から軍隊基地を作りたいという意見が出た。市長が基地をゆるす気になれば建設はすぐに始まる予定だが、市長の本心は軍事基地よりも自前のロケット基地を作りたいらしい。「もっと工業が発展すれば、ロケット基地が作れると思うんだけど」と市長は思案顔で語っているという。 - 【都市名】の人口増加中! ※9万人達成
- さまざまな問題を抱えながらも、【都市名】の人口は9万人に到達した。
【都市名】が本当の意味で国際都市になった事を記念し、ラマは本日【市長名】にドームを建設する許可を申請した。市長の許可が得られたら、今年中にも建設を始める予定である。 - 【都市名】、スクスク成長! ※10万人達成
- 【都市名】には際限がないといえるだろう。この都市の人口は10万人あまりになった。
そろそろ【都市名】も、大都市らしくアルコロジーを造ることを検討する時期だ。アルコロジーとは、ご存じの通りあの巨大な「都市のなかの都市」である。アルコロジーだけで、【都市名】の住宅難や商工業用地の不足が解決できるといわれている。 - エクソダス計画の謎 ※10万人達成/シナリオ5「宇宙へゴー」のみ
- とうとう【都市名】の人口が10万人になった。
そろそろ【都市名】も、大都市らしくアルコロジーを造ることを検討する時期だ。アルコロジーとは「都市のなかの都市」と呼ばれる巨大ハイテク建造物である。なかでもエクソダス・アルコというタイプには地球脱出エンジンというロケットのようなものが組み込まれているというウワサである。 - メガ・【都市名】 ※50万人達成
- 数台のアルコロジーのお陰で、この街の人口が50万人になった。50万人もの人間が同じ場所に住んでいれば、いろいろと問題が出るであろうが、【市長名】市長のすばらしい指導力のもと、もっといい街になるように皆で力をあわせてがんばっていきたい。
- メガ・【都市名】 ※50万人達成/シナリオ5「宇宙へゴー」のみ
- 数台のアルコロジーのお陰で、この街の人口が50万人になった。50万人もの人間が同じ場所に住んでいれば、いろいろと問題が出るであろうが、【市長名】市長のすばらしい指導力のもと皆で力をあわせてがんばっていくことが重要だ。当の市長はエクソダス・アルコのことで頭がいっぱいのようで、連日アルコメーカーとの打ち合わせに没頭しているといわれる。
- スーパー・【都市名】 ※100万人達成
- 人口の増加はまだまだ続いている。
科学者の研究によれば、【都市名】の人口はさらに大きくなることが明らかになった。500万人という凄い数字にもなる可能性もあるということだ。
しかし、人口といっしょに犯罪や公害も増えてきているのも確かで、これからはいっそう計画的な街づくりが重要になるだろう。 - 人口が500万人を突破!
- ※500万人達成:巨大アルコロジーが、【都市名】の風景を昔とはまったく違ったものに変えてしまった。
年配の市民は昔のことを思い出すことが多くなったという。「昔は良かった。車もあったし、田舎もあったし、タコス以外の食い物もあったっけ…」
人口の500万人突破と同時に、年間に消費されるタコスが10億食を超えたと食料管理局が発表した。 - 人口500万人を突破! ※500万人達成/シナリオ5「宇宙へゴー」のみ
- 巨大アルコロジーが、【都市名】の風景を昔とはまったく違ったものに変えてしまった。
さらにロケット基地が【都市名】を常識ハズレの街に変えてしまう可能性がある。「これからの都市にはロケット基地くらいないとね」と市長はロケット基地建設の必要性を強調する。ロケット基地の建設には、高い工業力とたくさんの予算が必要とされ、市民のなかには「ムダづかいはやめろ」との声も少なくない。 - 人口バクハツに市長の最終命令! ※1000万人達成
- 不可能といわれていた人口1000万人がついに達成された。街は記念パレードでうめつくされ、市長は10歳の少女から110歳のおばあさんまでのたくさんの女性からキスの嵐を受けた。
この狭い土地に1000万人も住んでいればいいことばかりではないが、この日だけは全市民が超巨大シティーの住民であることに誇りを感じていたようにみえる。 - 人口激増! 宇宙はもうすぐ? ※1000万人達成/シナリオ5「宇宙へゴー」のみ
- ついにこの日がやってきた! 【都市名】の人口が1000万人を突破したのである。
市長はこの日をまっていたかのように臨時のテレビ演説を行い次のように語った。「きたるべき日がきました。宇宙への旅立ちです。エクソダス・アルコの住民は選ばれし民として、大空へ飛び立つのです。さあ、いっしょにいきましょう」演説のあと、市長は宇宙服でエクソダス・アルコのひとつに向かったという。
その他
- 【施設名】が発明される!
- アービング博士は実現はきわめて困難といわれていた【施設名】の開発に成功した。
数年のうちにこの【施設名】は、この国の人々の生活の一部になるだろうと専門家は予測している。「でもよく考えてみれば、なんで【施設名】の発明にこんなに時間かかったんだろうね」と別の専門家は語っているらしい。 - 【施設名】が現実に!
- 長いあいだ市民の念願だった【施設名】がやっと【都市名】に登場した。これによって、市のかかえる問題がひとつ解決されるかもしれない。
記者会見の席上、【市長名】市長は「はやければ年内にも市民のみなさんの生活に役立つようになると思います。よろこんでますか? もっとよろこびましょう」とかなりはしゃいだ様子でスピーチした。 - またまた議会が大混乱
- ことしもまた議会が混乱している。原因は例によって汚職。
バートン議員が業者から受け取ったといわれる1万ドルについて、バートン議員はきっぱり「記憶にございません。財布にもございません」と答えているが、誰も信用していない。
また、【市長名】市長は例によって討議中いねむりし、ひんしゅくを買った。 - ラマ、一転して正義の集団
- ストリートギャングの「ラマ連合」は、今週、姿勢を一転させた。街の秩序が回復する傾向にあることに気付いたこのグループは、地元警察の応援として夜間のパトロールに当たりたいと、ボランティア活動を申し出たのだ。「若者がこの様に立ち直ってくれるのは、大変嬉しいことです」と、警察署のオスカー署長が言った。
※ラマ以外にもライオン、ネコの記事がある。 - マフィアの大物を逮捕
- 悪名高いマフィアの大物のトーマス親分が刑務所送りになった昨日、みんなの胸にあった感情は「ざまあみろ」だった。友人には「ネコ」として知られていた親分が逮捕されたことで、【都市名】の歴史上最大の犯罪組織は消滅することになるだろうとみられている。
この件に関して市長は「あいつは私より偉いって日頃から自慢してたからね。まったく、せいせいしたよ」と語っている。 - 【国名】観光客を逮捕
- 昨日、【国名】当局は観光にやってきた【都市名】のオスカーさんを、重要国家機密を撮影しにきたスパイであるとして逮捕した。
オスカーさんがほんとうにスパイであるかどうかは不明だが、オスカーさんの母親は「うちの子にかぎって…」と否定している。以前、同様のうたがいで【国名】当局に逮捕された某氏は「あそこの拷問はすごいよ。とくにあのクスグリ責めは…」と身を震わせた。
※国名には日本、韓国、モンゴル、ベトナム、イエメン、ドイツ、アメリカ、パナマ、ブラジル、チリ、ボスニア、スーダン、ザイール、が入る。 - 白昼、またも市内で銃撃戦
- 昨夜、人ごみのなかギャングどうしが発砲しあうという事件がおこり、5人が死亡し11人が重軽傷をおった。
被害がこのように大きくなった理由は、銃撃戦の最中に「犯罪に立ち向かう男たち会」のメンバー数人が飛び込み参加したため。「警察のかわりにギャングを撃ち殺してやろうとおもった」とそのメンバーは語るが、警察もこの会の行動には頭を痛めている。 - 万能薬がさらにパワーアップ
- アダムズ製薬があたらしい万能薬「スーパーアダムズ万能薬」を発表した。これまでの万能薬にくらべてさらに15%効き目がアップしたと、社長のアダムズ氏は語っている。
「カゼはもちろんのこと、水虫、ぢ、抜け毛にも優れた効果がありますよ」と同氏はアピールするが、鼻水がとまらないなどの副作用を指摘する声もあがっている。 - 野生キリンが大結集
- 年に2度見られる、野生のキリンの大移動を一目見ようと、シム国中のキリンウォッチング愛好家が【都市名】に集まった。「野生キリンは、今では滅多に見られないんです」と、野生動物愛護協会のウルフ理事。「かなり臆病で敏感ですから、音や公害があるとすぐに逃げてしまうんです。野生キリンは減少の一途ですが、残り少ない野生キリンたちは、静かで公害も少ないチッタゴンに集まってくるんですね」
※キリン以外の動物の記事もある。 - ネコが111マイル歩いて帰る
- アダムズ一家がペットのネコ「プーキー」とはぐれたのは、旅行中のことだった。「食事をしてからホテルに戻って来たらどこにもいなかったのよ」とアダムズ夫人は語る。血まなこになって探すが見つからず、あきらめて家に帰ったアダムズ家の人々は昨日、奇跡の再会をはたした。
「配達かとおもってドアをあけたら、そこにプーキーちゃんがいたの。歩いて帰ってきたのね」 プーキーは茶色く汚れていた以外はとても元気。
※ネコ以外にも「カメが853マイル」という記事もある。 - さぼり小僧、一網打尽
- 今週、警察は学校を無断欠席してゲームセンターなどでたむろしている生徒の一斉検挙に乗り出し、すでに289人が逮捕された。この極端な手段は、地元学校が慢性的な無断欠席に悩んでいる結果をうけて、やむを得ないとされた。
親にいくら呼びかけても協力がえられなかった学校は、警視庁長官に協力を要請した。「こういったショック療法で親も目を覚ましてくれるでしょう」と警察は語っている。 - ボーイ・スカウト
- 【都市名】ラマ・スカウトは、毎年街中のごみを拾って歩く行事を行っているが、今年は、ごみが見当たらなかったと驚きを隠せない様子で語っている。
「4時間探したんですがねえ、唯一見つかったのが、『ごみの不法投棄は罰金$500が課せられます』っていう看板が1個だったんですよ」と、ヤング隊長。その後【市長名】市長はスカウトと会って、自分もかつてラマに所属していたと話し、少年たちの功績をたたえた。 - 3時間ピザ
- 宅配ピザチェーンのひとつが、もう約束が守れないということで、内容を変更することにした。以前は39分以内にピザが届かなければ無料になると約束していたヤングピザは、「時間に関係なく代金をお支払いください」ということにしたのである。
「あの保証のおかげで大赤字ですよ!」と、社長のヤング氏が叫んだ。「他の都市では、30分以内で楽勝なんですが、【都市名】ではぜんぜん無理ですよ。きのうは176枚も無料ピザを届けましたよ」 - 渋滞の道路でカーバトル
- 昨日も市内の路上で自動車どうしがはげしくぶつかりあいながら走りまわるという事件がおこり、通行人がケガをした。
逮捕された運転手のひとりアダムズ、11歳は「あいつが先にオレの前にわりこんだ」と繰り返している。
警察は、「スピード違反や乱暴運転が急増しているのは、いつも渋滞している道路に対するイライラが原因ではないか」とみている。
天気
- 涼しい気候
- 寒い空気と湿った空気のコンビで、今日は一日中寒いでしょう。お母さんがいうとおり、コートも着て出かけてください。風が強くなればさらに気温が下がる可能性があります。
- 寒波襲来
- 今月はちょっと寒くなりそうです。今夜は氷点下になる可能性もありますから、コートを忘れないようにしてください。
- 強風注意報
- 今週は例の台風の残りがふたたびやって来る可能性もあります。警戒を怠らないでください。
- 今日も雨
- また雨がやってきました。今日も傘を持って行ってください。
- 天気は快晴
- 今週はずっと晴れで、ハイキングや海へ行く絶好のチャンスです。
- 35度以上の猛暑
- 道で目玉焼が作れるほど暑くなります。帽子をちゃんとかぶって、日焼けしすぎないよう注意しましょう。
- 朝は濃い霧
- 低気圧が【都市名】に近づき、朝は涼しくて霧の多い天気となるでしょう。昼間は晴れ空を期待できますが、夜は寒くなるでしょう。
- 曇りのち雨
- 東からの嵐はほとんどおさまりましたが、雲や小雨はまだ残っているでしょう。お出かけには傘を忘れずに。
- 台風警報
- 休みがとれる人は今とるべきです。【都市名】にはいないほうが身のためです。もしどうしても【都市名】に残る必要があれば、気象警報がすぐ聞こえるようにラジオをつけっぱなしにしてください。
- 竜巻警報
- できるだけ外に出ないでください。貴重品も安全な場所に保管しておき、保険料もちゃんと払っていることを確認してください。
- 雪の予報
- 低気圧とこの寒さで、雪になりやすい天気になっています。車の運転には気を付けて、タイヤにチェーンを付けましょう。
- 吹雪警報
- 雪で困らないよう、毎朝ちゃんと天気予報を見ておいてください。